ピチット県からバンコクまで寝台特急列車で往復してみた การเดินทางไปกลับระหว่างพิจิตรและกรุงเทพฯโดยรถไฟนอน
タイ国鉄北部線を利用し、ピチット県のピチット駅からバンコク、フアランポーン駅まで寝台列車で往復で行ってみました。
行き:ピチットからバンコクの深夜(0:41発)
特急電車(special express)、寝台2等車下段。
帰り:バンコクからピチットの昼(14:48発)
快速電車(Rapid)、寝台2等車下段です。
ピチット駅➡バンコク
電車は、0時41分ピチット駅発、6時15分フアランポーン駅の特急電車(special express)、2等席の下段ベッドをWEBで予約しました。乗車時間は約5時間半。価格は685バーツですがWeb予約したため手数料込みで715バーツです。
チケット予約
タイ国鉄のWebページから予約可能です。https://www.thairailwayticket.com/eTSRT/
メンバー登録には、パスポートナンバー、アドレス、住所、電話番号が必要になります。予約日時の90日前から2時間前まで予約が可能となっています。
Web予約は、予約手数料として30バーツかかります。窓口で予約する場合には、手数料はかかりませんので駅まで行く時間のある方は、窓口で手配するのがおすすめです。
2等席以上の席は、すぐに予約で埋まってしまいますので早めの予約をお勧めします。1カ月前には全席埋まっている可能性が高いです。
1等席~3等席、寝台の場合はベッドが上段か下段かで料金が変わります。ベッドは下段の方が料金が高いですが、上段よりも広く窓があるため過ごしやすいと聞いたため、今回は下段を予約してみました。
特急電車(special express)のWeb予約
チケット料金の支払いは、クレジットカードもしくはタイのデビットカードで支払い可能です。最初は日本のクレジットカードで支払いをしようと思っていましたが、うまくアクセスできず…。クルンタイ銀行のカードで決済をしました。支払い後に、登録したメールアドレスに下記のようなチケットが送られてきますので、必ず印刷をして乗務員に提示してください。
夜のピチット
タイの夜間の道はやっぱり怖かった!野犬がうろうろしているので、必ず徒歩ではなくサムローかバイタクを呼びましょう…。私は犬に吠えられ…、泣きそうになりながら駅まで歩いていきました。夜勤のサムローおじさんの番号をゲットしたので、次からは絶対に夜道は歩かないと宣言します!もし、呼ぶ方法がわからないという人は、駅に電話をかければ駅にはサムローが待機しているので、駅員を通して呼んでもらいましょう。
夜のピチット駅は、人がいない。列車の出発時間が近づくにつれ、駅に来る人が増えてきました。
電車内
10分くらい遅れて電車は到着。乗り場は、駅員さんがチケットをみて案内してくれました。
2等車寝台席は、2段のベッドが連なっています。チェンマイ始発で動いているため、ほとんどの席は埋まっている状態です。自分の席を見つけたら、乗務員さんにチケットをみせます。大きな荷物を置くトレーは各ベッドのそばにあります。上段ベッドにも大きなカバンが置けるスペースがあります。
下段ベッドは窓が付いているので、外の景色も見ることが可能。すぐに、カーテンを閉めましたが。
マット・シーツが敷かれ、枕と袋に入ったタオルケットがあります。マットは思った以上にフカフカだったので、大満足です。
下段は寝返りを打てるくらいの広さはありました。身長も高いほうですがしっかりと足を延ばせました。
コンセントはベッド内にはなく、通路の側面下側にあるので、利用できない席が多いので期待しないほうがいいです。
朝6時くらいになると、起きた人順に、ベッドを解体し、通常の椅子に乗務員が戻してくれます。そこまで遅れずにバンコク到着。正味3時間くらいはしっかり寝れたと思います。
バンコク(バンスー駅)➡ピチット駅
お次は、バンコクからの電車について紹介。タイの寝台は昼間も走っています。14時48分バンコクのバンスー駅発、19時59分ピチット駅着の快速電車(Rapid)、2等席の下段ベッドをWEBで予約しました。価格は602バーツ(Web予約の手数料込みで632バーツ)となり、少し行きの特急電車よりも安くなっています。
バンコクのバンスー駅
バンコクの国鉄の出発地点はフアランポーン駅になりますが、バンスー駅でもMRTの乗り換えが可能になります。MRTバンスー駅を降りると目の前が国鉄バンスー駅なので迷うこともありません。しかし、始発のほうが電車がすでに到着しており、時間に余裕もあり、安心して乗れるため初めて利用する場合は、フアランポーン駅を使用したほうが良いでしょう。
バンスー駅で、電車は10分ほど遅れて到着しました。すでに到着していた電車の奥のレーンに停車したため、電車の通路を渡って奥のレーンの電車に乗りました。語彙力がないく、伝わらなかったらごめんなさい。ということで、駅員さんに何回かこの電車でよいかということを確認しつつ乗車成功。自分を過信せずにしっかりと、何人かに聞くのが一番良いです。
電車内
電車内は、行きとは反対で通常のいすの状態から乗務員さんがベッドを手際よく作ってくれます。
本当は上段ベッドに乗っていれば、下段との比較ができたのですが、席が空いていませんでした!ごめんなさい。でも、上段乗った人から良い口コミを聞いたことがないので、下段がとてもサバーイディーだと信じています。少し高くても下段がよいかと!
昼間でもベッドがあることで、寝られるし半個室空間を楽しめます。6時間なんてあっというまです。ピッチト駅到着前に乗務員の方から次ですよ。と個別に案内があり、寝過ごすこともありませんでした。
実は同じ電車で、3等席に乗った経験があるのですが、タイの方とおしゃべりができてとても楽しかったです。でも、約6時間の移動…エアコンがなく、窓があけっぱなしで土埃が飛んでくる時が多かったし、途中からは固い椅子でやっぱり疲れてしまいました。
金額は倍になっても、寝台列車がとても楽なのは歴然ですね!
タイ高原地帯に咲くグラジアオの花 กระเจียวยักษ์บานบ้านเขาโล้น
ピチット県の東側タップクロー地区の高原地帯「グラジアオヤックバーンバーンカオローンกระเจียวยักษ์บานบ้านเขาโล้น」に、グラジアオ(英名はサイアム・チューリップ)が咲く草原があります。
白とピンクに色づくグラジアオの花が観賞できるベストシーズンはタイの雨期にあたる7月中旬~9月末まで。タイではチャイヤープーム県のバーヒンガム国立公園が最も有名になっていますが、ピチット県でもグラジアオの花が見ることができますよ。
9月17日、グラジアオの季節がもうすぐ終わろうとする時期に訪問してみました。
駐車場のある受付場では、お店が出せる小屋がありましたが、平日だったためか1店しかありませんでした。土日はお客さんも多く屋台もやっているようです。
写真スポット。咲いているグラジアオの花はもう少しピンク色が色づいていれば綺麗だったなと思いました。後ろの写真が見栄えをカバーしてくれます。
受付で名簿に名前を書き、案内ボランティアさんをつけてもらいます。山の中は、非常に迷いやすいので必ずボランティアさんと一緒に行きましょう。
募金を気持ち入れて、いざ出発です。
群生している花の種類
ルートになります。道はできていますが…一人で行くと絶対に怖いし迷うような道になるでの複数人で、案内役の方をつけていきます。
8月くらいがグラジアオがきれいに咲いていたようで、9月はところどころに咲いているようなイメージです。密に咲いていればもっと綺麗なのにな~と思いながら、奥に進んでいきます。
100メートルごとに案内板があります。
暑いですが、森の中は日陰になっているので、耐えられるレベルです。
案内の方から、ぶどうがあるよ~と教えてもらいました。自然の山葡萄は、とても酸っぱかったです。
歩いていた中で一番きれいに咲いていたグラジアオの花。40センチくらいの大きさに成長しており綺麗に花弁の上側がピンクに色づいています。
名前はわかりませんが、赤色の綺麗な花も咲いていました。
約1キロの距離を歩いて、一番最初の駐車場のある地点に戻りました!
ピチット県内で、多くの人が知っている観光地となっています。9月は花がまばらだったので、8月の方がより多くの花をみれるかもしれません。
タイのピチット県ロングボートレース大会開催 งานประเพณีแข่งเรือ พิจิตร
2019年9月7~8日の土日にピチット県が最も賑わうお祭りのタイ語では「ケンルアแข่งเรือ」といわれるロングボートレース大会が開催されました。今回私は初日の土曜日に行きましたが、その内容をレポートしていきます。
ピチット県ボートレース大会の歴史
タイ各地でボートレースは開催されているが、ピチット県のボートレースはタイの中でも1番大きなボートレースの祭事となっている。1907年から100年以上に渡り続く伝統的な祭事となり、毎年9月第1週目の土日の雨季で川の水かさが増した時期にワットタルアン前のナン川で開催される。
重要な2つの河川であるナン川とヨム川をもつピチット県では、運河での戦は都の独立を守るために重要なものだった。スコータイ王朝時代以降、アユタヤ王朝時代、チョンブリー王朝時代を経てラタナコシン王朝時代に至るまで、河川や運河で戦うときの戦闘力が衰えないようにボートレース競技を毎年開催することとなった。現在の戦争のない平穏な時代においてもこの伝統行事は続いており、県外からも多くの人が訪れるタイを代表する祭りの一つとなっている。
ボートの種類・レース方法
ボートの大きさは三種類あり、小型ボート(28人乗り)、中型ボート(40人乗り)、大型ボート(55人乗り)に別れ競い合う。
ボートレースのチームは各村、政府、民間団体などから約100組以上のチームが参加する。通常、レースは2隻の船で争い、上流から流れに乗って約650メートルの距離を漕ぎ、速くゴールまで到着したほうが勝利する明快なルール。会場には司会者と解説者がおり、早口で愉快なタイ語の解説で会場を盛り上げる。一連のレースを通し、成績の良いチームにはトロフィーと賞金が支払われる。1位の賞金はなんと、40万バーツ(約136万円※1バーツ3.4円換算)ということ。
祭りの環境・チケット
普段は静かな寺院周辺も祭事の期間中には、屋台や露店が並んで巨大な祭り会場と化す。ボートレースを見るためにはいくつかあるチケット売り場の扉からチケットを買い会場内に入る必要がある。チケットの金額は1人20バーツ(2019年9月時点)。(事前に外国人は50バーツという話を聞いていましたが、実際の表記は20バーツだけでした。)屋台は会場外の道にも多く出ているため、一度会場から出る際にはスタッフから腕にスタンプが押される。スタンプかチケットをみせることで再入場は何度でも可能となっている。
1日のスケジュール
1日目 9月7日(土曜日)のスケジュール(時間は目安)
6:30 チケット販売開始、会場への入場が可能
8:30 君主制を祝う儀式
9:00 大会組織委員会長が大会開催を宣言
9:30 祭事を祝う王室の御座船パレード鑑賞☚見どころ!
10:30 ボートレース大会が始まる
16:00 ボートレースは幕引き チケット販売も終了
17:00 歌手や踊り子たちのコンサートが開催
22:00 イベント終了
実際の会場の様子
土曜日1日目の8時半ころに会場到着。ワットタルアン前の大通り一帯に屋台が出ており、会場に入る前からとても賑やかでした。昼頃には人が増えて通りを進むのも大変な状態になります。
途中歩いてきた道路に置かれている看板によると、8月30日からワットタルアンでは屋台やコンサートが開かれているようでした。
朝イチは基本的に空いていましたが、昼頃になると屋台は大混雑。
OTOP商品では、ボートレースにちなんだ可愛らしい木で手作りされたボートレースをモチーフにした置物がOTOPとして販売されています。
チケット売り場の扉は5か所以上あるので、通りかかった近くの扉から入ります。タイ人は20バーツですが、外国人は50バーツという話を事前に聞いていました。ですが、チケット場での表記は20バーツのみ。席料ではなく入場料となりますので必ず支払います。
ナン川の前の階段が鑑賞場となっており、多くの人が席取りをしています。事前に聞いた話では8時ころには来たほうがいいと言われていましたが、8時半の段階でもまだ場所は空いており座れる段階でした。結果、丁度よい時間帯だったかなと思います。テントもあり日陰となるところもありましたが、一番中央で見てみたかったので、中央側2列目の席を確保。暑いので熱中症対策は万全に。日傘は必須です。朝の時間帯は、ボートが何隻も練習している様子が見ることができます。
まだパレードは始まらなそうなので、席を確保した後は食べ物を買いに屋台を見に行きました。
朝ごはんや飲み物を買った後に、9時過ぎ頃に戻りました。この段階では確保した席に戻るのも難しいほど人で大混雑。席がなくなっていないか不安にはなりましたが、しっかり空いていました。お隣さんがしっかり開けておいてくれていた様子。優しい方でよかった~。目の前には、伝統衣装を着た人たちがのる船が待機しており、いつ動き出すのかな~と楽しみに。
9時40分頃から、大会の見どころである開会のパレードが始まりました。
タイの伝統舞踊の音楽が流れながら、曲に合わせて船を漕ぐパフォーマンスをします。
下の動画が出ない場合はGoogle Chromeで開いてください。
とても凛々しく、美しいパレードなので、ボートレース大会に来るのであれば朝イチですがぜひ見てほしいです。ちなみに、2日目はこのパレードは行いません。
パフォーマンスが終わると、待機していた競技用の船が一斉に川上に向かって走り出します。これはスタート地点に向かってボートが一斉に向かったということでした。
パレードを観終わったあとに席を立つ人も多かったです。
その後、時間を置き本格的なボートレース大会が始まります。船が2隻ずつ、650メートルの距離を競いあう。賞金もかかっているので、完全に男の熱い戦いです。船が速さを競り合う様子は本当に圧巻です。
テントがある場所に移動し、大会を見学しました。
16時ころまでは大会は常時行っています。その後、夜には歌手や踊り子によるコンサートが開かれるので終日賑わいは止みません。
あまり日本人には知られていないピチット県のボートレースですが、遠方からでも訪れる価値ありの必見イベントです。電車やバス、ロットューなどピチットへのアクセス方法はたくさんあるので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。県外からも多くの人が訪れるので、ホテルは事前に予約しておかないと埋まっている可能性が大きいのでお気をつけください。
バンドンホーチミン美術館 พิพิธภัณฑ์บ้านดงโฮจิมินห์
バンドンホーチミン美術館は、タイとベトナムの友好の象徴として2016年に建設された、比較的新しい博物館で無料で入館可能。
ピチット駅から北東に約7キロの距離に位置しています。車がない場合、公共交通機関はないので、バイタクかサムローを往復チャーターで行くことになります。周囲には美術館以外何もありません。
ベトナム建国の父であるホーチミンとピチット県の歴史が展示されています。ベトナム戦争時代には多くのベトナム人が移住をしこの地に住んでおり、ベトナム系タイ人の墓地が存在していたことからバンドンホーチミン美術館が設立しました。受付の方はとても親切で、英語も少し話せる方でした!
敷地内にあるカフェでは、ベトナム式コーヒーを注文することができます。
美術館では、ベトナムの伝統衣装のアオサイを試着して写真を撮ることもできるのでぜひ試してみてください。
営業時間:9:00~17:00
休館日:月曜日
公式ホームページで館内の詳細や歴史が英語で説明されていますので、チェックしてみてください。
ピチット県サームンガーム地区:地獄寺ワットマイプライフアイวัดใหม่ปลายห้วยとホワイトクロコダイル寺院วัดศรีศรัทธาราม
タイトルが長くなってしまいましたが、ピチット県サームンガーム地区の主要スポットである2つの寺院を紹介したいと思います。ピチット県中心地区からは離れてしまっているので、車かバイクで行くのが便利になります。
ワットマイプライフアイวัดใหม่ปลายห้วย
ピチット県のサームンガーム地区にある地獄寺ワットマイプライフアイวัดใหม่ปลายห้วยに行ってきました。
お寺はピチット県の中心地から西へ約33キロの距離にあります。
タイ全土には地獄寺といわれる寺がいくつか存在します。
地獄寺では、仏教の思想に基づいたタイの地獄思想を多くのコンクリート像を用い、地獄で苦しむ人々の苦悩を表現しています。罪を犯すとこのような地獄に落ちるということを分かりやすく伝えるために教育の一環として建てられたといわれています。
他にも様々な地獄を表しています。見てもわからないものがあったりもしたので、仏教の地獄思想を理解しているとより面白くなりそうだなと感じました。
広い寺院内では、ピチット県の象徴であるワニの銅像もあり、背中に登って写真を撮ることができます。
ワットスリーサラットタラームวัดศรีศรัทธาราม
また、地獄寺からは少し距離が離れてしまいますが、同じサームガーム地区の重要スポットとなっているのが、ワットスリーサラットタラームวัดศรีศรัทธาราม 別名ホワイトクロコダイル寺院(ワットジュラケーวัดจระเข้)となります。
寺院の入口とお堂の横に2体の巨大な白いワニの銅像が配置されています。
ワニの銅像の中は広い空間になっており、仏像が安置されています。
寺院も大きなワニの銅像もすべてが真っ白。
タイのお寺もいろいろな種類があり面白いなと常々思います。
OTOPドンジャルン地区バナナチップกล้วยอบน้ำผึ้ง(ห้วยภูก)
ピチット県ドンジャルン地区フアイプーク村のバナナチップスの生産現場を見学させてもらいました。
地域の人たちが生産グループとなり一丸で製品を作っているのが印象的。
乾燥させたバナナチップスを20秒ほど揚げた後に、蜂蜜シロップに4~5回漬けて、揚げてを繰り返して出来上がります。揚げた後には、製品の選別をし、良い状態のものを冷めたあとに袋詰めしていきます。
バナナチップスは多くの生産現場があるんですが、こちらのバナナチップスの特徴は乾燥させたバナナスライスを使用することで栄養がより凝縮し型崩れがしずらくなります。そして蜂蜜シロップに漬けて揚げてを繰り返すことで、自然な甘さに仕上がっており何枚でも食べれてしまいます。
他にもナムプリック(唐辛子などの香辛料やニンニク、赤たまねぎと言った香味野菜などを油で炒めて、混ぜて作ったペースト状の調味料)やトッフィー(ココナッツミルクを使用したキャラメル)も生産しています。
県内以外の近隣県やバンコクにも流通しているとのことで、コミュニティの生産グループの中で比較すると大量生産しているグループに入ると思います。
OTOPは食品加工品も本当に多くの種類があるので、今後も実際に生産現場の様子なども紹介していければと思います。
Ban Wang Taklong Agricultural Housewife Group
6 Moo3 Huai Ruam sub-district, Dong Charoen District, Phichit 66210
Tel: 097-2466700
タイの名産品が集まるOTOPイベント(インパクトムアントンタニ)ศิลปาชีพประทีปไทย OTOP2562
タイ全土の名産品が集まるOTOPイベントがインパクト・ムアントンタニで年に3回(2019年は6月、8月、12月)行われます。
6月 OTOP Midyear
8月 Thai Arts and crafts OTOP(ศิลปาชีพประทีปไทย OTOP)
12月 OTOP CITY
今回は8月に開催されたイベントに行ってきたので、詳細をレポートしたいと思います。
インパクトムアントンタニは、バンコクドンムアン空港西側に位置する世界最大規模の無柱展示場を持つ複合施設です。アリーナ会場では有名アーティストのコンサートも開催されています。
無料で入場でき、食品、衣類、アクセサリー、雑貨など、タイ全土で作られた商品がここ1ヶ所で、一度に楽しめるイベントです。イベント期間も1週間以上開催されているのでぜひ日程を合わせていかれてみてはいかがでしょうか。
インパクトムアントンタニまでは、BTSモーチット駅からはシャトルバスが運行しており、片道35バーツで利用が可能です。BTSモーチット駅4番出口もしくはMRTチャトュチャック駅3番出口をでで目の前にある駐車場の入口すぐ右側にあります。運行時間は6時から21時まで30分間隔で随時往復しています。高速道路を使用し約30分で会場まで到着するので、1人で行く場合などはタクシーを使うよりも安く済みます。シャトルバスには赤文字でIMPACTと記載。ちなみに、IMPACTは、「インペーッ(ト)」と発音するとタイ人もわかってくれます。
公式ホームページでは各種イベントの日程が掲載されています。
IMPACT公式ページ http://www.impact.co.th/
シャトルバスは、インパクトのFOOD ATRIUMというフードエリア前に停車します。帰りも同じ場所からモーチット駅行きが出ています。
OTOPのイベントは、チャレンジャーで開催しているので、FOOD ATRIUMの中に入り2階のホールがイベント会場になっています。
8月のイベント名はシラパーチープ(ศิลปาชีพประทีปไทย OTOP)といい、訳すとThai Arts and crafts。2019年8月10日~18日、10時~21時まで開催されました。
外国人にはあまり知られていないようで、基本的には英語の案内などはありません。1日ではすべて見切れないくらいの様々な県の商品が集まっているため朝から行くことをお勧めします。
会場はとても広く、大きく、北部、北東部(イサーン)、中央部、南部と分かれ、食品、雑貨、バック、衣類など商品のカテゴリ別でも区分けされています。
じっくり見ると、1日では足りないくらいのブースが開かれています。
もちろん、ピチット県のOTOPも10ブースほど出店しています。
会場内の両端にあるフードブースには机といすが用意されています。この日は金曜日だったので机の空きが多かったですが、土日には多くの人で混雑していたので席を確保してから食べ物を買いに行くのが良いです。
年に3回行われているイベントで、6月、12月にも開催されます。
OTOP City(2018年12月15日~23日)
OTOP Midyear(2019年6月15~23日)
タイの雑貨や衣類、お土産品を見るのが好きな人にはとてもお勧めのイベントです。バンコク中心部からは少し離れていますが、行ったら必ず楽しめるイベントなのでぜひ次回のイベントに参加してみてください。