山の上の寺ワットカオループチャンวัดเขารูบช้าง
ピチット県の主要観光スポットの一つであるワットカオループチャンの紹介します。
ワットカオループチャンは、国道113号線に面しており、ピチット中心街からは約20キロほどの距離があります。行動からみると、まさに山の上に仏塔がある不思議な光景で興味をひく寺院です。
このお寺は1701年アユタヤ王朝時代に建設されました。ワットカオループチャンの名前にもあるチャンช้างとはタイ語で象を意味しており、石で積まれた山が象の形をしていることからこの名前がついています。
第一関門の階段…は、登らなくても車で上まで来ることができます。暑いので、無理せずに車に頼りましょう。蛇の神であるナーガ神が階段にいるのが見どころ。
頂上まで登る前にも仏堂があります。壁面にも絵画が描かれており綺麗に安置されています。
仏足石のあるお堂では、金箔を張ったり小銭を喜捨することで礼拝をします。
ここからの階段がとても大変。
観光冊子にもでている写真が出てくる地点まで到着しました。
説明してもらうと、なんとなく、象の形がわかるかなと。
既に、かなり疲れ果ててはいますが、ここまできたら最後まで登りましょう。
頂上まで登ると360度絶景の景色が見渡せます。周囲には特に何もないので、畑や自然を見ることができます。
2月の仏教のマカブチャー祝日の夜には祭典が大々的にこのワットカオループチャンで開かれます。ここはどこ?というくらい雰囲気がガラッと変わり、屋台もたくさんでて、階段での光の演出も素晴らしいなと思います。
ピチット県中から多くの人が集まってきたんだろうなと感じる人の多さ。
巨大スクリーンで祝典を祝ったあとに、伝統衣装を着た人たちの行列があります。
最後に、お坊さんたちの行列。ここで、小銭をタンブン(喜捨)していきます。歩いてくるお坊さんたちが持つお盆に、一大イベントのように皆がこぞってタンブンしていく様子にはとても驚きました。あらかじめ、1バーツに換金できる場所が屋台の中にあるのはこのためだったのかと。
少しですが花火も打ち上がります。タイの文化が一挙に楽しめるおすすめのイベントです。